1/144航空自衛隊基地ジオラマ#39(那覇基地の海上自衛隊P-3C#2)  

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 技MIXのP-3Cファミリーの機体を量産していきます。

 キットの合いも良く、機種にバランスのウエイトも入っているので機体に重みがあり、滑らかな仕上がりもあり精密になったソリッドモデルのような仕上がりのP-3Cシリーズです。
 
 前回製作した第3弾の第5航空隊(那覇基地)に続いて、第2弾のEP-3第81航空隊(岩国)で、主として電波の探知・収集を行う機体なので、ラクダの上のコブのように上部に3つ、下部に2つあり、P-3Cを見慣れた目には奇妙な機体になっています。

 

 グレー1色のロービジの機体は2機ともOP-3C 第81航空隊(岩国)で、対潜哨戒機から画像収集機に5機ほど改造された機体で、機体最尾部に付けられた対潜用のMADブームが外されて蠍の針が取られた感じになりました。
 また機体前部の腹部にレドームが付けられています。ラダーは箱絵の写真に移っているものがクリーム色だったので、クリーム色に塗りました。

 

 エプロンに並べる機体は、整備の進行状況を表すために、+の角度と×の角度の機体にしました。
 右側の手前の機体の2番エンジンのプロペラの角度が×になっていませんが、これは何事にもきっちりとしている自衛隊としてはあり得ないことなので、これは誤りです。撮影が終了してから気が付きましたm(_ _)m

 

 那覇基地では、海上自衛隊機は航空自衛隊のエプロン地区にお尻を向けて並べていますが、このジオラマでは航空自衛隊の方に頭を向けて並べました。

 


 那覇基地航空祭では、海上自衛隊の第5飛行隊のP-3Cがじっくりと見ることが出来ます。
 2018年と2019年の12月に撮影したP-3Cの写真です。

 

 オライオンは出自が旅客機なので、この角度から見るとまさに旅客機です。

 

 


 



 

 

 技MIXはよくぞP-3Cのラダーを製品に付けてくれました。感謝です。

 


 

 那覇基地航空祭では、動いているP-3Cも多く見られます。
 航空祭の飛行展示ではなく、すべて実任務です。那覇基地は東シナ海の監視活動で忙しく任務に励んでいる第5航空隊です。

 

 任務から帰投し、着陸したP-3Cは航空祭会場の正面をタキシングしていきます。

 

 これは低空飛行で海水を浴びてしまうので、帰投後は機体に真水のシャワーを浴びて塩分を落とします。

 

 自衛隊の任務の大変さを感じる航空祭が那覇基地航空祭です。

 

 任務は昼も夜も、交代でP-3Cは哨戒活動を行っています。
 那覇基地のP-3Cだけでなく、鹿屋や厚木の哨戒機も足の長さを活かして沖縄周辺の海の哨戒活動を実施しています。

 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     
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