1/144航空自衛隊基地ジオラマ#37(駐機方向の方向転換とF-35A)

                                        2020年9月8日更新                           

 

 ジオラマベースを2倍に拡張したので、駐機させる機数を増やしていきます。
 
 このページを更新するのをお休みしている間も、F−4J, F-15J,F-15DJ、そして海上自衛隊のP-3Cの系列の各機の組立が終了し、機体の数も増加してきました。

 今まで、第501飛行隊(RF-4J・RF-4EJ)が4機1列。第302飛行隊(F-4EJ改)4機1列。第305飛行隊F-15J/DJ)8機2列でした。
 
 これを 第501飛行隊(RF-4J・RF-4EJ)が4機1列はそのまま。第302飛行隊(F-4EJ改)を4機増やして8機2列。
     第305飛行隊F-15J/DJ)を他飛行隊所属機も含めて12機3列。そして救難隊が(U-125A 1機、UH-60J 2機)で1列。
     そして、外来機用に1列。 合わせて8列にします。

 F-4EJ改の第305飛行隊が2列になるので、実際の航空自衛隊の基地の衛星写真を見ると、基本的には同じ飛行隊同士は飛行機の頭を向かい合わせにして、他の飛行隊とは飛行機のお尻を向け合っています。(例外もあります。同じ飛行隊でお尻を向け合っている基地もあります)

 

 現状だと、第501飛行隊と第302飛行隊が頭を向け合っているので、それぞれ向きを変えます。 

 

 透明ゴムボンドで接着してある車止めや人形、脚立や道具、そして地上支援車両も剥がして向きを正反対に変えます。

 特に車輪止めは3Dプリンターで作られたものなので、とても脆く、再利用は考えずに新しいものに置き換えます。

 第501飛行隊の偵察機の向きを180°回転させました。

 

 第302飛行隊のマーク 尾白鷲は航空自衛隊の戦闘機部隊の中では一番の大きさで鮮やかなマークです。
 現在の航空自衛隊では部隊マークは日の丸よりも小さくなくてはいけないとの規定がありますが、第302飛行隊のマークはこの規定が出来る前に制定されたので、大きなマークを継続して使用しています。

 

 第302飛行隊のF-4EJファントムの列線を斜め後方から見ると、垂直尾翼の部隊マークがずらりと並びます。
 航空祭に行ったときは、実機もこの角度でファントムの三角尾翼がずらりと並んだ光景が好きです。
 F-15は垂直尾翼が2枚あるので、並ぶと何機あるのか分からなくなります(^_^;)

 

 4機ずつ対面で並べました。

 


 脇道に逸れますが、現在の第302飛行隊はF-35A戦闘機に改編されています。
 新鋭機のF-35Aをジオラマに並べてみました。

 使用したのはDOYUSYAの1/144 航空自衛隊 F-35A Lightning U ほぼ完成品 定価2,500円(税抜)

 

 ほぼ機体は完成していて、車輪を取り付けるくらいです。

 

 ロービジの日の丸や機体番号、各種表記はすべて印刷済みでデカールは付属していません。

 F-15と並べると、ステルスを考慮したずんぐりとした機体がステルス機らしいです。
 最初は違和感を感じましたが、見慣れてくると愛嬌のあるスタイルに見えてきました(^_^)

 

 基本的に列線に並べる機体の一体型キャノピーは、実際の自衛隊基地と同じくオープンキャノピーにします。
 同友社のはオープンキャノピーになる仕様ではないのですが、力を加えるとキャノピーを外すことが出来ます。
 キャノピーを実機の写真を参考にオープンキャノピーのように接着し固定しました。

  

 航空自衛隊小松基地で見かけた第302飛行隊のF-35A 尾翼にロービジの尾白鷲のマークが入っています。
 第302飛行隊のT-4練習機の垂直尾翼に入れられた部隊マークが雷神のマークだったので、尾白鷲のマークから変更になったかと思いましたが、千歳基地、那覇基地、百里基地と同じく302の数字を模した尾白鷲マークが三沢基地のF-35Aに引き継がれました。
 ただし尾白鷲はロービジとなり、現在の航空自衛隊の規定により部隊マークの大きさは日の丸よりも小さくされたので、ファントム時代より地味に小さくなりました。

 

 操縦席にラダーを架けるのも、このジオラマでは標準としていますが、F-35A用のラダーは現在のところ3Dプリンターのメーカーを含めて発売されていません。
 それどころか、航空自衛隊ではどのようなラダーを使用しているのか分かるような写真や動画をまだ見たことがありません。
 インターネットや雑誌などで、航空自衛隊のF-35Aがどのようなラダーを使用しているのか探していますが、まだ見つけられていません(>_<)
 三沢基地のF-35Aは基本的にシュルター運用になっているので、シェルター内部は防秘になっているのか公開されていません。
 同じく、以前はスクランブルのシーンがテレビで放送されていましたが、最近はテレビの取材では、スクランブルはエプロンからの模擬スクランブルばかりで、アラート要員のパイロットや整備員が待機している場所や、アラートハンガーも取材出来なくなっているようです。 

 アメリカ空軍、海兵隊のF-35にパイロットが乗り込むシーンは度々出てきます。アメリカ軍の場合は専用のラダーを使わずに、機体に格納された伸び縮み式のラダーを使います。
 
 F-35Aの場合、伸び縮み式のラダーはキャノピーの下の八角形を2つ重ねたヒョウタンのような形のハッチを開けると、ラダーが出てきます。
 
 

 伸び縮み式のラダーは航空自衛隊のF-15にも付いています。航空自衛隊ではほとんど使いませんが

 


 拡張したエプロンに、RF-4J・RF-4EJ・F-15J・F-15DJ・T-4・CH-47J・U-125A・UH-60Jなどが並びました。

 
                                                                   

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