1/144航空自衛隊基地ジオラマ#35(CH-47LR整備風景#1)

                                        2018年6月4日更新    
 

 2017年12月9日(土)に行った那覇基地航空祭で、展示されていた那覇救難隊のCH-47LRヘリコプター
 那覇基地航空祭が2日間だったために夕方17時を過ぎると、屋外に駐機させるのかエンジンなどに整備員がカバーを掛ける作業を行いました。
 その作業の様子を見学してみて、ジオラマの中の情景として作りたくなったので、CH-47LRの整備風景のジオラマを作成することになりました。

 

 航空自衛隊にはCH-47Jをレーダーサイトなどへの物資輸送用ヘリとして使用しており、緊急時には救難ヘリとして、救難や救援物資の輸送に活躍しています。
 今では全てLR型になり、航続距離を伸ばすための大型燃料タンクが側面につき、正面から見ると下膨れでユーモラスな表情になっています。
 (横から見ると気象レーダーが付いて鼻が高くなり、かっこよく見えますが)
 操縦関係の計器もGPSの付いたマッピングシステムが付くなど、近代化されています。

 
 
 キャビンには座席が取り付けられています。技MIXのCH-47のキットの凄いところは、窓から乗客用の赤いネットが窓ガラスのパーツに再現されていることです(^_^)

 

 

 17時前になると、CH−47の周りに整備員と機上整備員、空中輸送員が集まり、屋外で一晩過ごすことになるCH-47J(LR)のエンジンなどにカバーを被せる作業を開始しました。
 このカバー掛け作業を見学していましたが、固定翼機と違って回転翼機の作業はなかなか興味深く、これを模型で再現することにしました。
 特に回転翼機はエンジン類が皆、機体の上部に付いているので、高いところに昇っての作業となります。

 


 


 使用するキットは技MIXの航空自衛隊CH-47J(LR)入間ヘリコプター空輸隊(入間基地)です。
 4年以上前の2013年9月発売のキットですが、まだ入手可能でした。出来れば入間ヘリコプター空輸隊のマークが入っていない三沢ヘリコプター空輸隊のキットがほしかったのですが・・・・

 

 1/144のキットですが、内部も再現されているので、キットの箱にぎっしりと詰まっています。

 

 複雑な航空自衛隊迷彩も施されている塗装済みキットなので、ほぼ塗装不要なので楽に作れます。特に正面のキャノピーが塗装済みなのが、ヘリコプターのキットでは大変ありがたいです。
 誠に技MIXのシリーズが打ち切られてしまったのは、かえすがえす残念なことです(^_^;)
 こればっかりは生産国の中国での人件費が高騰してしまったので、やむを得ません・・・

 

 機内のシート用の赤いネットは再現されていませんが、窓ガラスの透明パーツに数パターン、赤いネットの模様がプリントされています。何て凝ったキットなんだ。技MIXシリーズは(^_^)

 

 外から見ると、ちゃんとキャビン内部の赤いネットがいいアクセントになっています。

 

 1/144でもサイドと後部のランプドアが開けられるのは技MIXだけ。技MIXがなかった頃は食玩のCH-47の後部ランプドアを、無理矢理こじ開けていた記憶があります。

 

 プロペラも取り付けましたが、地上で回転していないときには、プロペラを実機のようにダラリと下げないと・・・

 

                                                                   

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