1/144航空自衛隊基地ジオラマ#21(技MIXの電源車)

                                          2016年2月9日更新    

 2016年1月29日に待ちに待っていました技MIXの地上支援車輌等がセットされた、航空装備品2が発売されました。(航空装備品1は以前発売された駐機場ベース
 
 

 



 それでは、最初に電源車を組み立ててみましょう。

 

 電源車は、エンジンが始動していない航空機に電源を供給するほか、F−4EJファントム戦闘機、RF-4E・RF-4EJファントム偵察機やT-4練習機は古いタイプの機種なので単独でエンジンが始動できずに、電源車(起動車)から電気を供給して圧縮空気を送らないとエンジンが始動できません。(F-15やF-2は機体内蔵の機器で始動できます)

 F-4ファントムには電源車は欠かせない車輌です。

 

 この電源車は、「航空装備品3 空自けん引車セット」と「航空装備品4 空自ウエポンドーリーセット」にそれぞれ1台ずつ同じものが入っています。



 塗装済みのパーツが、パッケージにパーツごとに分けられて入れられています。

 
 
 袋から出して組立始めると、以外にシンプルな部品構成です。 

 

 しかし組み上がると、電源車らしくなります。さすがトラックコレクションも手がけているTOMYTECの製品です(^_^)

 

 実物の小松救難隊の電源車 こちらはキットと違いいすゞ エルフがベース

 


 ただ、誠に誠に残念なことに技MIXの航空装備品セットの電源車は、F-4ファントムを装備しているのは、後部に圧縮空気の発生装置(ガスタービン・コンプレッサー)が載っているKM-3ではなかったことです・・・・・・

 

 何で? 何で? TOMYTEC! 
 航空装備品の3と4に電源車をセットするならば、同じものを入れないで、一つはF-4ファントムのエンジン始動に使えるKM-3をセットしてして欲しかった(>_<)

 とりあえず、ジオラマには発売された小型の電源車をKM-3の代わりに置くことにします(^_^;)




 組立は非常に簡単で、少しだけ苦労するのがサイドミラーの取り付けです。でもこれは説明書によればサービスパーツ扱いで、初心者は付けなくてもいいような仕様になっています。
 ミラーのステーが1/144にしては太くなっていますが、取り付けました。

 

 F-4ファントムのエンジン始動に電源車は必要不可欠のものなので、F-4の機体の左側に1両ずつ電源車を置きます。

 

 機体の左側に電源車を置いたのは、航空自衛隊 新田原基地のDVDを見たからで、新田原基地では機体の左側か、2機並んだ機体の中間に電源車を配置していました。

 

 しかし、百里基地のDVDを見ると、F-4ファントムの機体の右側に電源車を配置し、新田原基地よりも機体に近い場所に電源車はありました。
 海上自衛隊ならば物の配置の場所は、異なる艦艇や基地内でも、ある程度統一されている感があります。
 航空自衛隊の場合は、同じ機体を使用していても基地ごとに微妙に配置が異なる感があります。
 さすが、伝統墨守の海上自衛隊と異なり、勇猛果敢 支離滅裂の航空自衛隊らしさを感じます(^_^)

 今後は、百里基地の電源車の配置を参考にして、電源車を並べようと思います。

  

 技MIXの航空装備品には車輌などに貼るデカールがセットされています。
 ただ、説明書には「デカールは各種資料や写真などを参考に、お好みによりご使用下さい」とあり、説明書には、どのデカールをどこに貼ればいいかの記載がありません(^_^;)
 技MIXの組立には各自工夫の必要があるので、次回は実物の写真を参考にして、電源車にデカールを貼りたいと思います。
 問題は、白い台紙に白い文字のとても細かいデカールがプリントされているので、まったくどんな文字がプリントされているのか非常に判りににくいので、苦労しそうです(^_^;)

 また、実物の電源車には、電源ケーブルや圧縮空気用のパイプ、ラダーや脚立などが乗せられているので、今後、載せてみようと思います(^_^)

 
  


                                                                             

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